
【130404】MuNiCa~Cry of Pluto
☆冒頭あらすじ
ある晴れた日に家の外で黒猫を拾った。
名前がないのは困るから、「くらやみ」と名付けた。
澄んだ空気の中、くらやみはぽつんと座り、僕の方を見上げている。
雪が今にも降りそうで、随分と寒い日だったように思う。石造りの小さな町を馬車が通りすぎ
カタカタと車輪の音がしていた。暖炉に薪を入れて火を起こす。
工房の方も見てこないと、そう思って外に出たときに、そいつはのどをゴロゴロと鳴らし僕の方へと
近づき、何かを言いたそうだ。
「よしよし」
そう言って、のどをなぜる。 嬉しいのだろうか? 青いろの眼が僕を見据え、ひげを震わせながら
鳴き声を上げた。
「Ra!」
「ラ!?!」
思わず驚いて、変な声がでた。 いったい今なんて鳴いた?
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