主人公、久桐恭平は人一倍怠け癖が強い青年。そんな性格が災いしてか、なんとなく上京し、なんとなく入った現在の大学でもすでに二度も留年していた。さすがにこの状況を見かねた恭平の両親は、仕送りを全てストップすると電話をかけてくる。親からの仕送りのおかげで、バイトもせずにダラダラと暮らせていた恭平にとってはこれはまさに死活問題。さぁ困ったと部屋で悩んでいると、不意に押し入れの中から物音が・・・

不審に思った恭平は押し入れの襖を開けてみる。すると突然、中からメイド服を着た女の子が恭平に向かって飛び出してきた。状況把握が全く出来ず、呆然とする恭平。そんな恭平にはお構いなしに、彼女はこう自己紹介をする。

「比良坂 葵。2348年、6月3日生まれのふたご座でO型。本日からご主人様のお世話をさせて頂きますです、はい」

自分の子孫の依頼で、恭平の世話をするために未来からやってきたという彼女。恭平の知らぬ所で勝手に話は進み、いきなり可愛いメイドさんとの同棲生活が始まろうとしていた・・・


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