高校三年の冬休み。 とある高等学校の寮に住んでいる少年――有馬康生(ありま こうせい)は、 大学への進学が決まり、親との話し合いのため里帰りをすることになる。 賑やかな実家に、自然とはしゃぐ康生。 そこから抜け出し、康生はある場所へと向かう。

そこは霊園だった。 長く見ぬ少女の姿を求めた先。つまりは死者を埋葬する土地だ。 そんな地に少女がいた。 墓石に刻まれた名前を、康生がよく知る名前を――名乗る少女がいた。


ダウンロード